2010-06-24

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ウディはひとつひとつのことばを意味のあるものにした。ことばで絵画を描いたのだ。
それが、独特の歌い方と表現のしかた、そしてカウボーイ風の無愛想でさりげないが、すばらしく真剣でメロディックな伝え方と一緒になり、わたしの頭の中で円鋸のモーターのように響きわたった。
彼の歌はまったく現在のものであり、時代に適合していて、未来を予見していることさえあると考えていた。

「ボブ・ディラン自伝」

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