2010-07-09

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明治には、時代の常識からすれば、政治家・軍人などに、暴勇、暴挙の評を与えて然るべき決断や行為が数々あった。にもかかわらず、その大半がふしぎに禍を呼ばず、かえって栄光をもたらした。国家が勃興する時は、そういうものである。

山田風太郎「ラスプーチンが来た」

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