2010-10-06

446

そして真理とは実にこのようなものでなければならない。野の百合が労せず紡がずに色を呈し香を放つように、イエスは学ばず究めずに深い真理を世に与えられた。雪山十二年の苦行の結果ではない。ナザレ三十年の曇りない成育余韻である。これに清風の香気があり、また山を走る羚羊の自由がある。(5/22)

内村鑑三「一日一生」

0 件のコメント:

コメントを投稿