2010-05-24

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僕達はなるほど大いなる夢は消えたであろう。もはや偉大なことは何も出来ないであろう。しかし、百年後のためのひそやかな第一歩を踏み出す者は、生き残ったわれわれを置いて誰があろうか。二歩進むためにも、百歩進むためにも、最初の一歩は絶対必要だ。
(s20.8.16)

山田風太郎「戦中派不戦日記」

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