2010-06-02

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その間も、晶子はおびただしい歌を作り、いわゆる与謝野源氏その他の著作を書き、若き日、鴎外がたたえた「晶子曼荼羅」の盛名を落さなかった。
人は貧しくとも絢爛たる生涯を持つことのできる見本である。

山田風太郎「人間臨終図巻Ⅱ」(与謝野晶子)

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