2010-06-07

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人間が生きるための世の中との妥協や自我の欲望をとことんまで捨てて、人間外の世界へ逃れたこの大正期の俳人は、後年ふしぎにある種の人々からの憧憬のまととなった。(放哉のこと)

山田風太郎「神曲崩壊」

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