Honnobassui
yonda hon de kininatta tokoro memo
2012-05-24
720
モーツァルト(「嬉遊曲」)はぼくがはっとするほどすばらしかった。そのナイーブで若々しい音の美しさがひたひたとぼくの心にとけ込んで、まるで今までのぼく自身がどこかに消えてなくなるようだった。その瞬間、劇場の中には、ぼくもモーツァルトもミュンシュも何もなく、ただ美しさだけが充満していた。
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