Honnobassui
yonda hon de kininatta tokoro memo
2010-08-20
394
日もすがら夜もすがら、海と船と港とに縛しめられ、ただ見ることが、凝視することが、この部屋の純粋な狂気にまでなっていた。その監視(ワッチ)、その白さ、そのあなたまかせ、その不安定、その孤立そのものが船だった。
三島由紀夫「豊饒の海・天人五衰」
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿