Honnobassui
yonda hon de kininatta tokoro memo
2010-08-25
413
透の心の鋭利が、もはや囊(ふくろ)を突き出た錐のように、人を傷つけたくてうずうずしていた。一度古沢で味をしめたからには、次には誰を傷つけることができるかと目を周囲に放った。
三島由紀夫「豊饒の海・天人五衰」
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿