Honnobassui
yonda hon de kininatta tokoro memo
2010-10-26
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詩人はただ時々に変化する。青虫が蛹(さなぎ)となり、蛹が転じて蝶類となるやうに、詩人もその生涯を通じて変態する。我々が蝶となつた時、我々はもはや再度青虫の貪婪(どんらん)を繰返さず、彼等の悲しき歌を唄はうとはしないだらう。
「萩原朔太郎詩集」河上徹太郎編
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