Honnobassui
yonda hon de kininatta tokoro memo
2012-05-24
722
ぼくはその時以来、ミュンシュとつきあう場合は、彼の興味を惹く物が消えるまでは、じっと待っていなければならないことを知った。こういうことは大人の世界にはない。子供の世界にだけあることなのだ。そうした子供の心が、彼の音楽をいつまでも純粋で若々しく、美しく輝かしているのに違いない。彼をよく知る者はそのことを音楽的な言葉で表現している。 「ミュンシュの目はフォルティッシモを作るし、ピアニッシモを作る。指揮をしている時の目には音楽以外の何物もない。彼は、純粋に音楽に生きられる最後の人かもしれない。」
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿